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泣ける・感動する本屋大賞作品 おすすめ5選【2021〜2025】

本屋大賞は「書店員が選ぶ、本当に売りたい本」。2021〜2025年の受賞作から、特に感動・共感度の高い5作を紹介します。

2026年04月28日

本屋大賞は、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ賞。プロの批評家ではなく、毎日本を手渡す人たちが選ぶから、読みやすくて心に刺さる作品が揃う。

2021〜2025年の受賞作から、特に「泣ける・感動する」5作を厳選して紹介する。


1. カフネ/阿部暁子(2025年・第22回)

弟を亡くした主人公が、弟の元恋人が立ち上げた家事代行サービス「カフネ」と関わりながら、少しずつ喪失を受け入れていく物語。

「カフネ」はポルトガル語で「愛する人の髪をそっと梳く」という意味。日常のやさしさが積み重なって、気づいたら泣いている。そんな静かな感動作。


2. 成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈(2024年・第21回)

「わたしは今年の夏、西武大津店に毎日通うことにした」──滋賀の女子中学生・成瀬あかりが型破りな情熱で突き進む青春小説。

泣けるというより「元気をもらえる」作品だが、その真っすぐさに思わず目が潤む。読後感は爽快。


3. 汝、星のごとく/凪良ゆう(2023年・第20回)

瀬戸内の島に生きる男女の、長い時間をかけた愛の物語。「好き」という感情が、時に人を縛り、時に解放する。

前作『流浪の月』もそうだが、凪良ゆうは「社会の枠に収まれない人」への眼差しがやさしい。ラストは覚悟して読んでほしい。


4. 同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬(2022年・第19回)

第二次世界大戦の独ソ戦を舞台に、少女スナイパーが戦場を生き抜く物語。デビュー作にして山本周五郎賞とのW受賞。

戦争小説なので重いが、主人公の成長と葛藤が圧倒的。読み終えたとき、何かが変わっている。


5. 52ヘルツのクジラたち/町田そのこ(2021年・第18回)

52ヘルツのクジラ──他の鯨には聞こえない周波数で鳴き続ける、世界でいちばん孤独なクジラ。その比喩が、作中の人物たちの孤独と重なる。

虐待・家族・自己犠牲というテーマを正面から描きながら、読後には確かな温かさが残る。


まとめ

タイトル 著者 こんな人に
2025 カフネ 阿部暁子 静かに泣きたい夜に
2024 成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈 元気が出ないとき
2023 汝、星のごとく 凪良ゆう 恋愛小説が読みたいとき
2022 同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬 骨太な物語が読みたいとき
2021 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ 孤独を感じているとき

どれも読みやすく、読書習慣のない人へのプレゼントにも向いている。まず1冊選ぶなら、あなたが今どんな気持ちかで決めてみて。

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